「磯焼け」で瀬戸内海があぶない?!
私たちは、山口県防府市を拠点に、磯焼けの原因となる⾷害⿂(アイゴ)を捕獲・商品化することで、美味しく⾷べて豊かな海を守る「防府アイゴプロジェクト」を2023年にスタートしました。瀬戸内海は四国とほぼ同じくらいの面積を有する日本最大の内海、500種を超える魚類をはじめ、多様な水生生物が息づく豊かな里海です。しかし、近年の気候変動による海水温の上昇や植食性魚類による食害、海の酸性化、長年蓄積された底質悪化など、“海のゆりかご“と言われる海藻生態系の減退が深刻な問題となっています。 中でも“海の砂漠化”と呼ばれる「磯焼け(食害)」は深刻で、日本の沿岸域の藻場は過去30年で半減したとも言われています


(出典:https://www.chugoku-np.co.jp/)
アイゴを「減らす」「活用する」「学ぶ」の好循環モデルをめざす
瀬戸内海で急増している食害魚のアイゴは、海藻を主食とするため独特の磯臭さから食べる地域が限られており、これまでほとんど流通することない魚でした。けれど東南アジアでは一般的に食べられており、旨味が濃く、じつはとても美味しい魚なのです。 そこで私たちは、アイゴを「減らす」「活用する」「学ぶ」の3つのステップで食害魚であるアイゴを美味しく活用し、豊かな海を次世代に残す活動を瀬戸内海広域にエリアを広げながら取り組んでいます

構成メンバー
- ⼭⼝県漁業協同組合吉佐統括⽀店 https://hama-p.jp/hamaplan/20422
- ⼀般社団法⼈鋳⽥籠⼯法協会 https://chu-taro.com/
- うみのまちづくり株式会社 https://www.umimachi.jp/
団体概要
団体名:防府市豊かな⾥海づくり協議会
住所:山口県防府市新築地町2-2(⼭⼝県漁業協同組合吉佐統括⽀店内)
設立年:2023年
Email:info@aigo-project.jp
TEL:0835-22-9112
事業内容:
瀬戸内海における海藻生態系を守る活動を通じて、豊かな里海を守り育て、多様な海洋生物の生息地の復活、漁獲量の増加、脱炭素社会に適応した地域づくり等に資することを目的とする。
(主な取り組み)
(1)守る
・鋳鉄藻礁等を用いた藻場造成
・環境DNAを用いたアイゴの生態調査など、瀬戸内海における海洋保全に関する調査
・アイゴをはじめとした磯焼け対策
(2)生かす
・食害魚であるアイゴの商品開発
・アイゴの流通を通じて海藻生態系を守るネットワークづくり
(3)学ぶ
・アイゴの料理教室や海底湧水の塩づくり、陸と海の水循環再生など、里海づくりに関する講演会やワークショップ等の実施
・活動を通じた情報発信 など